運転が長時間でも痛みが出ないポイントとは?
友達とドライブに行くことになった
場所は車で2時間ぐらいかかる場所
当日、車の運転をしていた私
車を降りようとした時、その痛みは突然やってきた…
1.運転が長時間で腰痛が出る理由とは?
車の運転を長時間していると、腰痛じゃない人でも腰に疲労感を感じる人が多いですよね!なんで、腰に痛みや疲労感が出てしまうのか?
その理由は2つあります。
1-1.骨盤が傾いてしまっていること
そもそも、車の座席の形状がお尻の位置が沈むようになっており、お尻がずれないように横から覆われているのが車の座席の特徴です。このシートに長時間座っていると、最初はいいのですがそのうちに骨盤が後ろに傾いてしまうことによって腰に疲労感がでてしまい、ひどい人では腰痛が発症または悪化してしまいます。骨盤が傾くとはどういうことかというと…
後傾とは図の右側のように後ろに骨盤が倒れてしまっている状態を言います。
この状態が車のシートに座ることで自然に作られてしまいますので腰の部分に負担がかかりやすい状態が自然と作られてしまいます。
1-2.背骨が丸くなってしまっている
先ほどもお伝えしたように、骨盤が後傾してしまっているのが1つ原因として挙げられます。そして、2つ目が骨盤に付いている背骨の状態です。
背骨は骨盤と連結しているため、骨盤の影響をもろに受けてしまいます。骨盤が後傾してしまうと自然と背骨は丸くなる。この丸くなった状態を続けていることで背骨に負担をかけてしまいますので、今回は腰痛にフォーカスしていますが、首や背中にも当然痛みが出てしまってもおかしくないのです。
2.いい姿勢の基準ってなんですか?
「いい姿勢を取りましょう!」と言われても、いまいち分からないですよね。
いい姿勢には基準がありますのでお伝えしますね!
「解剖学的肢位」という基準があります。
横から見た時
が画像のように一直線になっていればいい姿勢だと言えます。このいい姿勢になるだけで本来であれば、痛みが起こることはないのです。
座った時の姿勢で言うと、❸~❺までが当てはまればいい状態と言えますよね。しかし、ただ単純にシートに座るだけではこのいい姿勢を作ることはまずできません。カーショップや通販などでよく見かけるシートに付けて腰の痛みを緩和するクッションや骨盤をいい状態で保つアイテムが売られていますが、合わない人が多いのではないでしょうか?
まずは、あなたの座り方や姿勢を理解することがとても重要になります。もう一度確認してみてくださいね!
3.腰痛が出ないようにする2つのポイントとは?
①骨盤の後傾を正常な位置に戻すこと
先ほどもお伝えした「骨盤が後傾してしまっているものを正常に戻す」ということがポイントになるとお伝えしました。まずは、シートの形は変えることができないので、沈んでしまっているお尻を画像のようにするために、タオルやクッションでお尻の沈んでいる部分を埋めて骨盤が正常な位置にくるようにしてみましょう!しっかり奥まで座った際に座骨(お尻の下にある出っ張った骨)がタオルやクッションに当たっているのかどうかを確認しましょう!そして背もたれに背中をしっかり当ててくださいね。
※タオルやクッションはなるべく厚いものがいいです。(長時間座っているとタオルやクッションがくたびれてくるため)
②背骨は綺麗なS字の状態にすること
↑
この画像はとても悪い状態ですが、運転中はこういう姿勢になってしまっていることが多いです。
骨盤の位置が正常に戻るように座れたら、次は背骨を正常な状態に戻していきましょう!
背もたれに背中を付けた状態でちょうどおへその裏側にペットボトルを横向きで入れてみましょう!そうすると、おなかが後ろから押し出されるような感覚になります。しかし、目線がいつもと違うのではじめは違和感があると思います。その姿勢に慣れれば腰の疲労感や背中、首の痛みなども長時間の運転でもあまり感じず、翌日に持ち越すこともなくなります。
ペッドボトルを入れることで、背骨をS字に保つことができますので姿勢が改善されて負担が減ります。
まとめ
今、長時間運転することが多い時期ですので腰痛がある方はぜひ姿勢を見直してみてください。
①骨盤の後傾を正常な位置に戻すこと+②背骨は綺麗なS字の状態にすること
この2つのポイントを守ることで、あなたの腰痛、首痛、背中の痛みはきっといい状態になること
間違いなしです!ぜひ、実践してみてくださいね!!
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