あなたは自律神経について知ってますか?
自律神経についてあなたはどれくらい知っていますか?
今ではどこでも耳にするこの「自律神経」ですが、なんとなく
知っている人はいるものの、自律神経のことを深く知らない
人も多いですよね!今回は自律神経について詳しくお伝えしようと
思います。
1.自律神経とは
自律神経とは、身体を毎日勝手に調整してくれています。
自律神経を理解するには、まずは神経全般についてをざっくり知っていただくのが近道です。
神経には、大別すると中枢神経と末梢神経があります。
中枢神経は脳や脊髄に通っており、全神経のコントロールセンターとして機能しています。
末梢神経は、脳と脊髄から枝分かれして全身に広がっています。
末梢神経には体性神経と今回の主役の「自律神経」があります。
2.自律神経の役割とは
自律神経の役割は消化や体温調節など生命維持のコントロール
自律神経は血管や内臓の働きを支配しています。食事をすると自然に胃腸が動いて食べ物
が消化・吸収されるのも、心臓が自然と拍動するのも、呼吸で酸素が肺に自然と取り込まれるのも、
すべては自律神経の働きがかかわっています。
自律神経は、呼吸・脈拍・体温・消化・免疫・ホルモンをはじめ生命維持に
かかわるあらゆる働きを支配しており、私たちの体を構成する約60兆個の細胞
すべてを無意識のうちに調整しているとても大事な神経なのです。
3.自律神経が乱れる原因とは?
自律神経はなぜ、適切に働かずに乱れてしまうのか…
その最大の原因がしっかりあります。
3-1.最大の原因はストレス
自律神経が乱れる原因は「ストレス」です。しかし、ストレスそのものが、
必ずしも悪いわけではありません。適度なストレスはやる気や張り合い、心身の増強に役立ちます。
問題は強すぎる場合です。ストレスが強すぎると交感神経と副交感神経のバランスが悪化し、
自律神経の働きが大きく乱れます。
現代に生きる私たちは、健康への不安、将来への心配事、不況による失業や転職、
人づきあいのトラブルなど強すぎるストレスを生み出す原因は事欠きません。
3-2.第二の原因は生活習慣の乱れ
ストレスに加え、不規則な生活も問題です。例えば夜更かしをする、昼まで寝ている、
不規則な時間に食事するといった生活は自律神経の乱れに直結します。
というのも、基本的には交感神経は昼間に優位になり、副交感神経は体が休息状態に
向かう夜間や食事のさいに優位になるというリズムがあります。生活が不規則になると
自律神経が乱れてしまうのです。
つまり、主に昼間に優位になる交感神経と夜間に優位になる副交感神経の切り替わりが
スムーズでなくなり、その働きが乱れてしまうというわけです。
4.自律神経が乱れるとどうなるの?
自律神経の乱れといってもいくつかの「乱れ方」があります。私たち現代人は自律神経の
「乱れ方」に大きな特徴があるのです。
その特徴とは、交感神経の働きが優位になりすぎて、副交感神経の働きの衰えた人が多いこと。
これは自律神経の乱れる原因が強すぎるストレスにある場合が多いためです。
ストレスは心身を緊張状態へと導き、交感神経を優位にさせる特徴があるのです。
交感神経優位で緊張状態が続くと、あらゆる不調や病気を招きやすくなります。
5.自律神経失調症
自律神経が乱れると多くの病気を招きますが、特に現代人に多い交感神経優位の状態では、
免疫(病原体から体を守るしくみ)の中心的な役割を担う白血球のバランスが乱れて、
病気に対する免疫力が弱まります。
その結果、カゼや肺炎などの感染症やがんを発病しやすくなります。
また、交換神経が優位に陥ると、心拍数が増えたり血管が収縮したいるする状態が
日常的に続くことになり、高血圧や狭心症、不整脈、脳卒中などの病気も多発します。
さらに体内のエネルギーの燃焼が活発になって、活性酸素(攻撃力の強い酸素)が大量に発生します。
活性酸素は動脈硬化の進行を促して、心筋梗塞や脳梗塞、がん、認知症を招く原因になることが知られています。
6.自律神経の乱れを整える方法
乱れた自律神経を日々のケアで悪化しないようにしっかり
もとに戻しておけば、つらい思いをせずにいられます!
ぜひ、毎日の習慣にして乱れを少なくしていきましょう。
6-1.ストレッチとウォーキング
自律神経の乱れを整えるうえで最も大切なのが、なんといってもストレス対策です。
ストレス対策としてまっ先にあげられるのがストレッチとウォーキング。
この2つは一般的ではありますが、やはりストレス解消効果が絶大です。
仕事中も定期的にストレッチするのがオススメ
ストレッチやウォーキングを行うと、脳には快感ホルモンともいうべきセロトニンやドーパミンが分泌されます。すると心が落ち着いて疲れも取れ、ストレスの解消に役立つのです。
また、体を適度に動かして汗をかけば夜も眠りやすくなるため、ストレスもたまりにくくなります。
ストレスに弱い人は体力の衰えている人に多く、ストレッチなどを行えば体力向上の効果も期待できます。
6-2.深呼吸(長く息を吐いて)
深呼吸もおすすめです。
いやな気分のときにため息をつく人、みなさんの中にもいると思います。
これは体が無意識のうちにストレスを逃がそうとしているためです。
効果的なやり方としては、特に息を吐くさいに時間をかけること。
交感神経優位状態から副交感神経優位の状態に自然と切りかわり入ります。
ほかにもこのようなことをすると自律神経が整いやすいですよ!
- 38~40度C程度のぬるめの湯に漬かること
- よく笑うこと
- 自分の好きな音楽を聴くこと
- お気に入りの香りをかいだりすること
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自律神経の症状は早めに対応することでしっかりと
いい体の状態、自律神経の状態になっていきます。
しかし、放っておくと大変なことになりあとあと治療
していくうえでとても大変なことになってしまいますよ!
ご相談ありましたら下記LINEからお気軽にご連絡くださいね!