階段を下りる時膝が痛い!!
階段を下りる時に膝が痛む!
階段の上り下りは歩く時よりも膝に負担がかかる動作である。
だから、膝に痛みを出してしまう人が多い!
今回はそんな階段を下りる時の膝の痛みの原因と対処法をお伝えする。
1.なぜ、階段を降りる時に痛みが出るの?
階段を降りる時は、歩く時と違って体重+重力の負荷がかかります。
それに対して、人は筋肉でブレーキをかけて降りています。
このブレーキがなければ、階段から転げ落ちてしまいますので人間の構造上必要になります。
ちなみに階段をのぼる時に必要なのは体重を持ち上げる力です。
その為、階段を降りる時の方が筋肉や関節に負担がかかります。
階段を降りる時に痛みを訴える人が多いのはこれが理由になります。
2.階段を降りる時に膝が痛む原因
以下の原因で大半の膝の痛みが起きてしまっています。
・膝のお皿の動きが悪くなっているから
・太ももの外側やお尻が硬くなっているから
※ただし、階段を降りる時に痛みが強い場合は、関節で炎症が起きてしまっているのでそこは注意が必要になります。
要するにお皿の動きや股関節の動きが悪いことで膝の痛みが起きてしまっているということになります。さあそこで階段を降りる時の膝の痛みが出ないようにするにはどうしたらいいのかを考えていきましょう!
3.膝のお皿と股関節のチェック方法とは
3-1.膝のお皿の固さのチェック方法
1、膝のお皿をつかみます。
2、つまんだら左右に動かして見てください。
3、痛みがない方の膝と動きの具合を比較してみてください。
これで膝のお皿の固さを確かめてみてください。痛みがある方のお皿は固くなってしまって動きづらいのではないでしょうか?
3-2.股関節の動きのチェック方法
1、仰向けで寝た状態で股関節と膝を90度曲げます。
2、膝を内側に倒していきます。
3、膝が反対側の肩を超えるかどうか痛みがない方の足と比較してみましょう!
これで、股関節の固さが分かります。あなたの股関節の状態はいかがでしょうか?
3-3.膝と股関節の状態のチェック方法
1、立った状態で、足を前に出して膝を90度に曲げた状態にします。
2、その際に、膝が内側に入っていないかを確認してください。
膝が内側に入っていると股関節、膝のお皿が固くなり動きが悪い証拠です。
4.階段を降りる時に膝が痛む人の改善方法
4-1.お皿の動きをよくするために、股関節の柔軟性を出す
お皿と股関節、一見関係がないようで関係があります。太ももの筋肉は股関節前面から膝の下までつながる筋肉があるため、膝の動きとは大きく関係するのです。なので、股関節を柔軟にすることで膝の動き、お皿の動きがよくなります。
1、床に座って、膝を45度程度曲げた状態にします。
2、その状態で両足を左右に倒していきます。これを10回行いましょう!
これをすることで股関節の柔軟性が良くなります。
4-2.お皿の動きを改善するために膝の動きをよくする
1、椅子に座った状態で膝を内側に回していきます。これを10回行いましょう!
2、太ももの筋肉を緩めていきます。座った状態で太ももを両手で持ち左右にゆすっていきます。こちらも10回やりましょう!
まとめ
階段を降りる時の膝の痛みの原因は
・膝のお皿の動きが悪くなっているから
・太ももの外側やお尻が硬くなっているから
この改善方法は
お皿の動きをよくするために、股関節の柔軟性を出す
お皿の動きを改善するために膝の動きをよくする
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