腰だけじゃないですよ!脊柱管狭窄症
腰の脊柱管狭窄症は聞いたことある人も多いはず。
実は首にもあるんです!
同じ背骨なので構造は同じ。知っているのと知らない
のとでは対応が変わってきますよ!
ここでしっかり覚えてくださいね。
目次
1.首の脊柱管狭窄症とは?
また、広い意味では、頸部椎間板ヘルニアや頸椎の弯曲異常(ストレートネックなど頸椎
2.実は若い女性に多い!?
頸部脊柱管狭窄症には、まだ疫学研究の報告がほとんどありません。ただ、
日常の診断経験から、30代より増えはじめ40~50代がピークと考えられます。
もちろん60代、70代、80代の患者さんもたくさんいます。
腰部に比べて発症年齢が若いのは、もともと頸部は脊柱管が狭くてデリケートなため、
少しの加齢性変化で症状が顕在化しやすいからと考えられます。そのため、男性より
女性のほうが、肩こりなどが多く頸部脊柱管狭窄症になりやすいと考えられます。
また、親や親せきに頸椎症などの病歴がある人は、生まれつき首の脊柱管が狭い可能性が
あるので、要注意でしょう。
3.脊柱管狭窄症が起きやすい原因はやはり姿勢だった
姿勢が大きく関係するようです。普段からしっかりいい姿勢を意識していく必要が
ありますね!
4.脊柱管狭窄症はどんな症状なの?
頸部脊柱管狭窄症は、①首筋の張りや肩こりから始まります。前かがみのネコ背姿勢を長時間取る人や、
普段からネコ背の人は、首や肩のこりを訴えることが多いですが、それはいつも首の後ろの筋肉が緊張して
いるせいです。患者様にも多くいらっしゃいます!まだ、狭窄症の強い症状までは出ていない方がほと
んどですが注意が必要ですね。
そうした状態を放置すると、首の弯曲異常を招いて、やがて首の脊柱管狭窄症を起こしやすくなる
ので要注意です。
首や肩のこりに加え、片側の首から肩、腕、手にかけて部分に痛みやしびれが生じたり、
力が入らなかったりする症状がある場合には、脊柱管の狭窄によって神経根が圧迫される
頚椎症性神経根症が疑われます。上を向くと痛みが強くなるなど、首の動きで症状が変化するなら、
その可能性が高いでしょう。首を横に曲げたり後ろに反らしたりすると、上半身に痛みやしびれ
が広がる場合には、さらに可能性が高まります。
この、頚椎症性神経根症であれば、病院では薬物療法・温熱療法・神経ブロック注射・牽引療法・
頚椎カラーの着用などの保存療法を行えば充分に改善が望めます。
当院では、検査&カウンセリングをして、よほど強い症状でなければ首を触らずにどこまで症状
が変わるのかを診ていきます。首をいきなりグリグリ揉んでしまっては逆効果です。首につながって
いる部分を調整することで首の痛みをなるべく触らず軽減させていきます!
首の痛みも実際は触らないで治る方いっぱいいますよ!!
5.神経根症よりひどい!脊髄性脊柱管狭窄症とは?
まとめ