

痛いのは腰なのか、背中なのか。自分でもどう言えばいいのか分からない。
東京都立川市高松町のいきげん整骨院です。病院や整骨院で「どのあたりですか」と聞かれて困った経験がある方は、少なくありません。
このページでは、腰と背中の境目がどこで、場所によって何が違うのかを書きます。
目次
- 腰と背中の境目は、肋骨で分かります
- 境目より上か下かで、考えることが変わります
- ちょうど境目が痛いときは、ここを疑います
- 立川の整体でできること/できないこと
- 自分で確かめる3つの方法
- やってはいけない3つのこと
- 先に医療機関へ行っていただきたい場合
- よくいただく質問
- まとめ
腰と背中の境目は、肋骨で分かります

わき腹に手をあてて、下へたどってください。ある高さで、骨が終わって柔らかくなる場所があります。
このいちばん下の肋骨の高さが、背中と腰の境目です。
なぜ、そこが境目なのか
背中の骨には肋骨が付いています。肋骨は前で胸骨につながって、かごの形になっています。かごなので、あまりねじれません。
一方、腰の骨には肋骨が付いていません。支えるものがないぶん、よく動きます。
つまり境目は、「かごで守られている場所」と「守られていない場所」の切り替え点です。
境目より上か下かで、考えることが変わります
境目より上(背中側)が痛いとき
肋骨が付いている範囲です。ここは呼吸と一緒に動く場所なので、息を深く吸ったときに痛みが変わるかどうかが手がかりになります。
デスクワークで背中が丸まったまま固まると、肋骨が広がらなくなります。すると肩で息をすることになり、首の付け根まで巻き込みます。首の付け根がこる方へもご覧ください。
境目より下(腰側)が痛いとき
肋骨がない範囲です。ここは前に曲げる・反らす・ひねるの全部を受け持ちます。
重い物を持ち上げる、中腰を続ける、といった動作の負担が集まります。重い物を持ち上げるとき|腰を痛めない3秒の手順に書きました。
ちょうど境目が痛いときは、ここを疑います
いちばん多いのが、まさに境目が痛いという訴えです。理由があります。
動かない場所と、よく動く場所の切り替え点だからです。洗濯バサミが根元から折れるように、しなる部分と固い部分の境には力が集まります。
背中が固いほど、境目に集まります
背中がまったく動かないまま体をひねれば、ひねる仕事は全部、境目から下が引き受けます。
だからこの場合、痛い境目をもんでも変わりません。変えるべきは、その上の背中が動くかどうかです。
ただし、内臓の可能性もあります
境目のあたりは、腎臓や膵臓の高さと重なります。
・動きと関係なく痛む(じっとしていても痛い)
・背中からわき腹にかけて、帯のように回り込む
・発熱、吐き気、尿の色の変化をともなう
・食事のあとに強くなる
これらがある場合は、整骨院ではなく内科を受診してください。整骨院では画像で確かめられません。
立川の整体でできること/できないこと
当院は整骨院ですが、慢性的な腰や背中の張りに対して行うのは整体です。強く押したり、ボキボキ鳴らしたりはしません。背骨をゆっくり揺らします。
料金のことを先に書いておきます
慢性的な腰や背中の痛みは保険の対象外で、自費になります。保険が使えるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷という、原因のはっきりしたケガだけです。詳しくは整体は保険が使える?立川で通う前に知っておく3つのことをご覧ください。
当院は、痛い場所だけを触りません。背中側の肋骨が動くかどうかを先に確かめます。方法は背骨を揺らすと体に何が起きるのかに書いています。
自分で確かめる3つの方法
① 息を深く吸って、痛みが変わるか
大きく息を吸ったときに痛みが強くなるなら、肋骨が関係しています。変わらないなら、呼吸とは別のところです。
② 座ったまま、上半身をひねる
椅子に座って、腕を組み、左右にゆっくりひねります。左右で行きにくいほうがあるか、どこで止まるかを覚えておいてください。
背中が動かず、境目から下だけでひねっている場合、そこで引っかかる感じが出ます。
③ 押して痛むか、動かして痛むか
指で押すと痛いなら、筋肉や関節の話である可能性が高くなります。押しても痛くないのに、じっとしていて痛む場合は、内科での確認を優先してください。
やってはいけない3つのこと
① 背中を反らせて伸ばす
固まった背中を伸ばそうとして反らせると、動く側(境目から下)だけが余計に反ります。伸びているのは背中ではなく腰です。
② 硬い物を当てて、体重をかける
肋骨の下端は、内臓に近い場所です。テニスボールや棒を当てて強く体重をかけるのは避けてください。
③ 動きと関係ない痛みを、様子見する
じっとしていても痛い、夜に目が覚める、発熱がある。これらは筋肉の張りとして扱わないでください。
先に医療機関へ行っていただきたい場合
次に当てはまるときは、当院より先に整形外科を受診してください。
- 転んだ、しりもちをついたあとから痛みが出た
- 安静にしていても痛い。夜、痛みで目が覚める
- 発熱をともなっている
- 体重が急に減った。がんの治療を受けたことがある
- 両足にしびれや、力の入りにくさがある
- 尿が出にくいなど、排尿の変化がある
迷ったときは整形外科と整骨院どちらに行くかの選び方をご覧ください。
よくいただく質問
Q. 腰と背中、どちらと言えばいいですか。
A. 言い分けなくて大丈夫です。当院では「わき腹をたどって、肋骨が終わるところより上か下か」を一緒に確かめます。指で示していただければ十分です。
Q. 境目がずっと痛いのに、レントゲンで異常なしと言われました。
A. 骨に異常がないことと、痛みがないことは別です。動きの偏りで痛むことはあります。ただし、動きと関係なく痛む場合は、あらためて内科での確認をおすすめします。
Q. 背中が痛いのは内臓のせいですか。
A. その可能性もあります。動きと関係なく痛む、帯のように回り込む、発熱や吐き気がある、食後に強くなる。これらがあれば内科を受診してください。整骨院では画像で確かめられません。
Q. 保険は使えますか。
A. 慢性的な腰や背中の痛みは保険の対象外で、自費になります。保険が使えるのは骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷だけです。
Q. ストレッチポールで伸ばしてもいいですか。
A. 背中の上のほう(肩甲骨のあたり)に当てるぶんには構いません。ただし肋骨の下端より下に当てて強く体重をかけるのは避けてください。
Q. 何回くらい通えばいいですか。
A. 回数を先にお約束することはしていません。座ったままひねったときに、左右でどのくらい違うかを覚えておいてください。比べる基準があると判断しやすくなります。
まとめ

- 腰と背中の境目は、いちばん下の肋骨の高さ
- 背中は肋骨のかごで守られていて、あまりねじれない
- 腰は肋骨がなく、曲げる・反らす・ひねるを全部受け持つ
- だから境目には、動く側と動かない側の力が集まる
- 痛い境目をもんでも、その上の背中が固いままなら戻る
- 慢性的な痛みは保険の対象外で、自費です
- 動きと関係なく痛む、発熱や吐き気をともなう場合は内科へ
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