

真夏なのに、膝が痛い。
「寒くなると痛む」なら分かるけれど、8月に膝がつらくなるのはなぜなのか。立川のいきげん整骨院でも、この時期に決まってご相談が増えます。
犯人は、たいてい冷房です。
ただし、ここで大事なことがひとつあります。冷えは膝の痛みの「原因」ではなく「引き金」だということです。この違いを知っておくと、対策の方向が変わります。
この記事では、
- なぜ冷えると膝が痛むのか
- 夏に増える4つの理由
- 今日からできる3つの対策
- やってはいけないこと
- すぐに医療機関を受診してほしいサイン
を順番にお伝えします。立川で夏の膝の痛みにお困りの方が、今日から手を打てるようになることを目指した内容です。
目次
- 1. なぜ冷えると膝が痛むのか
- 2. 夏に増える4つの理由
- 3. 今日からできる3つの対策
- 4. やってはいけないこと
- 5. すぐに医療機関を受診してほしいサイン
- 6. まとめ
- 7. よくいただく質問
1. なぜ冷えると膝が痛むのか

膝は、もともと冷えやすい場所です
膝のまわりには、脂肪や筋肉といった「毛布」になるものがほとんどありません。骨と関節が皮膚のすぐ下にあります。
そのため、外の温度の影響をまともに受けます。お腹や太ももに比べて、冷えたときの温度低下がはっきり出やすい場所です。
冷えると、まわりの筋肉が縮こまる
体は冷えると、熱を逃がさないように血管を細くします。血のめぐりが落ちると、筋肉は縮こまって硬くなります。
膝の曲げ伸ばしは、太ももやふくらはぎの筋肉が伸び縮みして成り立っています。その筋肉が硬いまま動かせば、関節にかかる負担は増えます。「動き始めが痛い」と感じるのは、この状態が関係していると考えられます。
ここが大事|冷えは「引き金」であって「原因」ではない
同じ部屋で同じ冷房に当たっていても、膝が痛くなる人とならない人がいます。
この差はどこから来るのか。もともとその膝に、負担が集中している場所があるかどうかです。冷えは、そこに最後のひと押しをしているだけ、と考えるほうが実態に合います。
だから、温めれば楽にはなります。ただ、それだけでは翌年もまた同じことが起きます。すでに関節の変化を指摘されている方は、『変形性膝関節症』と診断されたけど手術はしたくない方へもあわせてご覧ください。
2. 夏に増える4つの理由
1.冷房の風が、膝に直接当たっている
デスクの足元、電車の座席、寝室のエアコン。膝は、思っている以上に風下にあります。本人は寒いと感じていなくても、膝の表面は冷えていることがあります。
2.薄着で、膝が出ている
夏は当然ですが、冬なら何枚も重なっているものが、膝の上には何もありません。屋外との温度差が大きいほど、この差は響きます。
3.シャワーで済ませてしまう
湯船につかる回数が減る季節です。1日の終わりに体を温め直す機会がなくなり、冷えたまま翌日を迎えることになります。
4.冷たいものをとる量が増える
体の内側から冷やす回数が増えます。1回1回は小さくても、毎日積み重なると差が出ます。
3. 今日からできる3つの対策
対策1:膝に「1枚」かける
部屋の温度を変えるより、膝だけを守るほうが現実的です。職場でも家でも、ひざ掛けを1枚置いておく。それだけで、冷気が直接当たるのを防げます。
薄手のもので構いません。大事なのは、いつでも手が届くところに置いてあることです。取りに行かないといけない場所にあると、結局使いません。
対策2:夏でも、湯船につかる日をつくる
毎日でなくて構いません。週に2〜3回でも、10分でも違います。ぬるめのお湯にゆっくりつかって、膝まわりを温め直してください。
ただし、膝が腫れている・熱をもっている時期は避けてください。この場合は温めるより、まず状態を確認するほうが先です。
対策3:ふくらはぎを動かす
座ったままでできます。かかとを上げ下げする。10回でも20回でも。
ふくらはぎは、脚に降りてきた血液を心臓へ送り返すポンプの役割をしています。ここが動くと、脚全体のめぐりが変わります。冷房の効いた部屋で1時間座り続けたら、20回。それくらいの気軽さで十分です。
4. やってはいけないこと
1.腫れているのに温める
「冷えると痛むから温める」が正しいのは、腫れや熱感がないときだけです。膝が腫れている、触ると反対側より熱い、という状態で長風呂やカイロを使うと、症状が長引くことがあります。腫れがある場合は膝に水が溜まる原因と対処法をご覧ください。
2.使い捨てカイロを直接肌に貼る
低温やけどのリスクがあります。特に眠っているあいだは危険です。使う場合は衣類の上から、そして寝るときは外してください。
3.厚着だけして、動かない
温めることと、めぐりを良くすることは別です。着込んでじっとしているだけでは、筋肉のポンプは働きません。温める+動かすの両方でようやく効いてきます。
4.「夏が終われば治る」と放っておく
涼しくなれば、たしかに楽になることが多いです。ただ、冷えで痛むということは、負担が集中している場所があるというサインです。そこを見直さないと、翌年また同じ時期につらくなります。
どれもよくあることです。当てはまっても落ち込まないでください。今日から変えれば間に合います。
5. すぐに医療機関を受診してほしいサイン
冷えに関係する膝の痛みは、対策をすることで落ち着いていくことが多いです。ただし、次に当てはまる場合は、整骨院より先に整形外科などの医療機関へご相談ください。
- 赤く腫れて、触ると熱い
- 発熱をともなう → これは急いで受診してください
- 曲げ伸ばしの途中で引っかかって、動かなくなる
- 膝に力が入らず、急にガクッと崩れる
- 転倒やひねった直後から痛みが出た
- 安静にしていてもズキズキ痛む、夜間に痛みで目が覚める
これらは冷えでは説明がつかない症状です。「夏だから冷房のせいだろう」と決めつけず、確認できるところで確認してください。階段でつらい方は、階段がつらい膝の痛みの原因と受診の目安もあわせてご覧ください。
立川のいきげん整骨院でお伝えしていること

当院では、温めて楽になったその先を一緒に考えます。膝だけでなく、股関節や足首の動き、歩き方のクセまで含めて確認し、なぜその膝に負担が集中しているのかを整理していきます。
現場で長く膝のご相談をうかがってきて実感しているのは、「毎年この時期につらくなる」という方ほど、冷え以外の理由が残っているということです。だから当院では、季節の対策と負担そのものの見直しを、両方お伝えしています。
6. まとめ
- 膝はまわりに脂肪や筋肉が少なく、もともと冷えやすい場所
- 冷えると血のめぐりが落ち、まわりの筋肉が硬くなって関節の負担が増える
- 冷えは「原因」ではなく「引き金」。同じ部屋でも痛む人と痛まない人がいる
- 夏に増える理由は、冷房の風・薄着・シャワーだけ・冷たい飲食の4つ
- 対策は、膝に1枚かける/週2〜3回は湯船/ふくらはぎを動かす
- 腫れや熱感があるときは温めない。カイロは直貼りしない
- 厚着だけで動かないのは効果が薄い。温める+動かす
- 赤い腫れ、発熱、引っかかり、膝崩れは、冷えでは説明がつかない。先に医療機関へ
- 「毎年この時期につらい」という方は、冷え以外の理由が残っています
よくいただく質問
Q. 冷房が原因なら、設定温度を上げれば解決しますか?
A. 職場や家族と共有している空間では、温度を自分に合わせるのは難しいことが多いです。それより、膝に直接冷気が当たらないようにする、ひざ掛けを1枚置く、といった「局所を守る」対策のほうが現実的で、効果も感じやすいです。
Q. 温めると楽になるので、毎日お風呂で温めています。それでいいですか?
A. 腫れや熱感がないのであれば、温めること自体は問題ありません。ただ、温めて楽になるのは一時的なことが多いです。冷えは引き金であって、負担が集中している状態そのものは残ります。楽になっているうちに、膝に負担が集まる使い方のほうを見直すのがおすすめです。
立川で膝の痛みにお悩みの方へ
冷えは、膝の痛みの「原因」というより引き金です。冷えて痛むということは、その膝にもともと負担が集中している場所がある、と考えたほうが実態に合います。
いきげん整骨院では、温めて楽になったその先、なぜその膝に負担が集中しているのかを一緒に確認していきます。「冷房の時期だけつらい」という段階でのご相談で構いません。
はじめてご相談いただく方の流れ
1いつ、どこが痛むかを整理します 冷房の中だけか、朝だけか、季節で変わるか
2膝だけでなく全身を確認します 股関節・足首の動き、歩き方や立ち方のクセまで
3ご説明と、続けられるケアまで 冷え対策と、負担そのものを減らす形の両方に落とします
お名前と「膝の痛みについて」とだけお送りいただければ、こちらからご案内いたします。
当院は完全予約制です。
| 院名 | いきげん整骨院 |
|---|---|
| 住所 | 〒190-0011 東京都立川市高松町3-10-5 クリエ石川 |
| アクセス | JR立川駅から徒歩7分/多摩モノレール立川北駅から徒歩5分 |
| 受付時間 | 10:00〜13:00/16:00〜19:30 |
| 休診日 | 木曜日(終日)・土曜日午後・日曜日・祝日・子供の行事 |
| 電話番号 | 042-523-8823 |
※ 赤く腫れて熱をもっている、発熱をともなう、曲げ伸ばしで引っかかるといった場合は、温めずに、当院より先に整形外科などの医療機関へご相談ください。
