

「膝が痛い」とご相談にみえる方に、どこが痛いか指でさしてもらうと、いちばん多いのが膝の内側です。立川のいきげん整骨院でも、この部位のご相談が最も多くなっています。
ただ、膝の内側が痛いといっても、背景はひとつではありません。そして「痛む高さが数センチ違うだけで、考えることが変わる」ことがあります。
この記事では、
- なぜ膝の内側に痛みが集中しやすいのか
- 考えられる4つの背景
- 相談前に自分で確かめられる3つのこと
- やってはいけないこと
- すぐに医療機関を受診してほしいサイン
を順番にお伝えします。立川で膝の内側の痛みにお困りの方が、自分の状態を言葉にできるようになることを目指した内容です。
目次
- 1. なぜ膝の「内側」に痛みが集中しやすいのか
- 2. 考えられる4つの背景
- 3. 相談前に自分で確かめられる3つのこと
- 4. やってはいけないこと
- 5. すぐに医療機関を受診してほしいサイン
- 6. まとめ
- 7. よくいただく質問
1. なぜ膝の「内側」に痛みが集中しやすいのか
歩くたびに、力が内側へ寄っている
人は歩くとき、片脚立ちの瞬間が必ずあります。そのとき体の重心は支えている脚より内側にあるため、膝には内側へ押し込むような力がかかります。
つまり、膝の内側は構造上もともと負担が集まりやすい場所なのです。だから痛みが出る方も多い。ここは「自分だけが特別」という話ではありません。
O脚傾向があると、さらに偏る
脚のラインが外側に張り出している、いわゆるO脚傾向の方は、この内側への力がさらに強くなります。日本人には多いタイプで、年齢とともに目立ってくることもあります。
ただし、「O脚だから痛い」と決めつけるのは早いと考えています。次の章で見ていくように、内側の痛みには複数の背景があるからです。
2. 考えられる4つの背景

外から見ただけで断定はできません。ここでは「どういう可能性があるか」として整理します。
1.関節のクッションのすり減りに伴うもの
50代以降の方に多く、関節の高さ(お皿の横あたり)が痛みます。階段の下り、立ち上がり、歩き始めがつらい。朝起きたときに動かしにくいが、しばらく動くと楽になる。こうした出方をすることがあります。すでに診断を受けている方は、『変形性膝関節症』と診断されたけど手術はしたくない方へもあわせてご覧ください。
2.関節の中のクッション(半月板)に関わるもの
過去にひねった経験がある方、深くしゃがみ込むと痛む方、曲げ伸ばしの途中で引っかかる感じがある方は、こちらの可能性を考えます。急に腫れてきた場合も含みます。腫れをともなうときは、膝に水が溜まる原因と対処法もご覧ください。
3.鵞足炎(がそくえん)
あまり知られていませんが、内側の痛みで意外に多いものです。
膝の内側の関節よりも4〜5cmほど下、すねの内側に、太ももの内側から来る3本の腱が集まって付着する場所があります。その形がガチョウの足に似ていることから鵞足と呼ばれます。ここに炎症が起きた状態です。
特徴は、押すと痛い一点がはっきりあること。階段の上り下り、長く歩いたあと、ランニング後に出やすく、中年以降の方やスポーツをされる方に見られます。
4.内側の靭帯に関わるもの
膝の外側から強い力が加わった(ぶつけられた、転倒した)あとに、内側が痛む場合です。心当たりのある外力があるかどうかが、見分けの手がかりになります。
3. 相談前に自分で確かめられる3つのこと

診断ではありません。相談に行くときに伝える材料を集めるつもりで確認してみてください。この3つを伝えられるだけで、話が早く進みます。
確かめること1:痛むのは「関節の高さ」か、「その4〜5cm下」か
これがいちばん大事です。指で押しながら上下に探ってみてください。
- お皿の横、関節の高さが痛む … 関節そのものに関わる背景を考えます
- 関節より4〜5cm下、すねの内側が痛む … 鵞足炎の可能性が上がります
数センチの違いですが、考えることが変わります。
確かめること2:押して痛い「一点」がありますか
指で押したときに、「ここ!」とはっきり分かる一点があるかどうか。
限局した圧痛がある場合と、なんとなく全体が痛い場合とでは、印象が変わります。反対の脚の同じ場所も押して比べてみると、より分かりやすくなります。
確かめること3:どんな動きで出ますか
- 階段の下りで痛む
- 立ち上がる瞬間に痛む
- 深くしゃがみ込むと痛む
- 長く歩いたあとに痛む
- 曲げ伸ばしの途中で引っかかる
どれに当てはまるかをメモしておいてください。特に「引っかかる」は、他とは意味が違う重要な情報です。
4. やってはいけないこと
1.痛い一点を、強く押し込む
「ここが痛いから」と、指圧のように強く押したり、器具でぐりぐり刺激したりする。炎症が起きている場所への強い刺激は、症状を長引かせる方向に働きます。
2.痛みを我慢して階段を使い続ける
痛い足をかばう歩き方が習慣になると、反対の膝や腰にまで負担が広がります。階段でつらい方は、階段がつらい膝の痛みの原因と受診の目安もあわせてご覧ください。
3.O脚を自己流で矯正しようとする
脚を縛る、無理に膝をくっつける姿勢を続ける。こうした自己流の矯正で、かえって別の場所を痛める方がいます。脚のラインは、脚だけで決まっているわけではありません。股関節や足首、体の使い方まで含めて見る必要があります。
4.サポーターに頼りきりになる
痛みが強い時期に負担を減らす助けにはなります。ただ、つけっぱなしのまま何ヶ月も過ごすと、支える役割を道具に任せきりになり、ご自身の筋肉が働きにくくなることがあります。一時的な補助と位置づけてください。
どれもよくあることです。当てはまっても落ち込まないでください。今日から変えれば間に合います。
5. すぐに医療機関を受診してほしいサイン
次に当てはまる場合は、整骨院より先に整形外科などの医療機関へご相談ください。
- 明らかに腫れている、触ると熱い
- 曲げ伸ばしの途中で引っかかって、動かなくなることがある
- 膝に力が入らず、急にガクッと崩れる
- 外から強い力が加わった(転倒・接触)あとから痛みが出た
- 安静にしていてもズキズキ痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 発熱をともなう
これらは画像や検査でなければ判断できない領域です。「様子を見よう」ではなく、確認できるところで確認してください。それがいちばん早い道になります。
立川のいきげん整骨院でお伝えしていること
当院では、まずなぜその膝の内側に負担が集中しているのかを一緒に確認していきます。膝だけでなく、股関節や足首の動き、歩き方や立ち方のクセまで含めて見ていきます。
現場で長く膝のご相談をうかがってきて実感しているのは、「どこが、どんなときに痛むか」を自分の言葉で言えるようになった方ほど、その後の経過が安定しやすいということです。だから当院では、施術と同じくらい説明の時間を大切にしています。
6. まとめ
- 膝の内側は、歩行のたびに力が寄るため構造上もともと負担が集まりやすい
- O脚傾向があるとさらに偏るが、「O脚だから痛い」と決めつけない
- 考えられる背景は4つ。関節のすり減り/半月板/鵞足炎/内側の靭帯
- 痛む高さが「関節の高さ」か「その4〜5cm下」かで、考えることが変わる
- 押して痛い一点があるか、反対の脚と比べてみる
- 「引っかかる」は他とは意味が違う重要なサイン
- 強く押し込まない、我慢して階段を使わない、自己流のO脚矯正をしない
- 腫れ・引っかかり・膝崩れ・外力後の痛みは、先に医療機関へ
- 立川で膝の内側の痛みにお困りの方は、まず状態を整理するところからご相談ください
よくいただく質問
Q. 膝の内側が痛いのは、やっぱりO脚のせいでしょうか?
A. O脚の傾向があると内側に負担が偏りやすいのは確かです。ただ「O脚だから痛い」と決めつけると、鵞足炎のように別の背景があるケースを見落とすことがあります。まずは痛む高さと、押して痛い一点があるかを確認してみてください。
Q. 湿布を貼っていれば、そのうち治りますか?
A. 痛みが軽く、腫れも引っかかりもなければ、負担を減らしながら様子を見る選択もあります。ただし、腫れがある、曲げ伸ばしで引っかかる、階段や立ち上がりで毎回痛む、という場合は、湿布だけで様子を見続けるより一度状態を確認したほうが早いです。
立川で膝の内側の痛みにお悩みの方へ

膝の内側の痛みは、原因が1つに絞れないことがほとんどです。だからこそ、「どこが、どんなときに痛むのか」を整理するところから始める価値があります。
いきげん整骨院では、まずなぜその膝の内側に負担が集中しているのかを一緒に確認していきます。「痛いけれど、何が原因か分からない」という段階でのご相談で構いません。
はじめてご相談いただく方の流れ
1どこが、どんなときに痛むかを整理します 痛む高さ、押して痛い一点、出るタイミング
2膝だけでなく全身を確認します 股関節・足首の動き、歩き方や立ち方のクセまで
3ご説明と、続けられるケアまで なぜ内側に負担が集中するのかをお伝えし、ご自宅でのケアに落とします
お名前と「膝の内側の痛みについて」とだけお送りいただければ、こちらからご案内いたします。
当院は完全予約制です。
| 院名 | いきげん整骨院 |
|---|---|
| 住所 | 〒190-0011 東京都立川市高松町3-10-5 クリエ石川 |
| アクセス | JR立川駅から徒歩7分/多摩モノレール立川北駅から徒歩5分 |
| 受付時間 | 10:00〜13:00/16:00〜19:30 |
| 休診日 | 木曜日(終日)・土曜日午後・日曜日・祝日・子供の行事 |
| 電話番号 | 042-523-8823 |
※ 明らかな腫れ、曲げ伸ばしの途中で引っかかって動かなくなる、膝が急に崩れる、外から強い力が加わったあとの痛みがある場合は、当院より先に整形外科などの医療機関へご相談ください。