

「自律神経が乱れていますね」。そう言われたことはありませんか。
病院で検査を受けても、はっきりした異常は見つからない。けれど、朝すっきり起きられない。肩と背中がいつも張っている。夜、布団に入っても頭が冴えてしまう。
東京都立川市高松町のいきげん整骨院です。このページでは、自律神経について当院が言えることと、言えないことを、分けてお伝えします。
はじめに、はっきりさせておきます
当院は「整体を受ければ自律神経が整います」とは申し上げません。自律神経は体の中の働きで、外から直接さわれるものではないからです。整骨院にできることは、その働きに関係する体の側を扱うことだけです。ここを曖昧にしたまま話を進める院がありますが、当院はしません。
目次
- 「自律神経が乱れている」と言われても、何をすればいいのか
- 自律神経は、意思では動かせません。ただ1つだけ例外があります
- 背骨と骨盤が硬いと、その呼吸が浅くなります
- 当院がしていること|背骨をゆっくり揺らす
- 家でできる3つのこと
- やってはいけない3つのこと
- 先に医療機関へ行っていただきたい場合
- まとめ
- よくいただく質問
「自律神経が乱れている」と言われても、何をすればいいのか
自律神経という言葉は、よく聞きます。ただ、言われた側からすると困るところがあります。どこをどうすればいいのか、行動に落ちないからです。
「ストレスをためないように」と言われても、仕事は変えられません。「規則正しい生活を」と言われても、家族の都合で寝る時間は決まってしまいます。
だから当院では、自律神経そのものの話を長々とはしません。かわりに、今日その場で変えられる入口を1つだけお伝えします。
自律神経は、意思では動かせません。ただ1つだけ例外があります
心臓を止めようと思って止められる方はいません。汗を止めようと思っても止まりません。胃が動く速さも、自分では決められません。
自律神経が担当しているのは、そういう「勝手に動いているところ」です。だから意思では動かせない。これが原則です。
ただし、呼吸だけは違います
息は、放っておいても勝手に続きます。けれど「深く吸おう」と思えば深く吸えるし、「ゆっくり吐こう」と思えばゆっくり吐けます。勝手に動いているのに、意思でも動かせる。呼吸は、その両方に足をかけている唯一の場所です。
ですから、自分の側から働きかけられる入口があるとすれば、そこは呼吸です。当院がお伝えできるのは、ここまでです。「呼吸を変えれば自律神経が整う」という言い方は、しません。
背骨と骨盤が硬いと、その呼吸が浅くなります

ここからが、整骨院の担当範囲です。
息を吸うと、肋骨が広がります。肋骨は背骨についているので、背骨が動かないと、肋骨も広がりきりません。
机に向かう時間が長い方ほど、ここが起きています
パソコンに向かって、背中を丸めて座る。この姿勢では、肋骨の下のほうがつぶれた形になります。その状態で息を吸うと、広がれないぶんを肩で補うことになります。
肩を上げて吸う呼吸を1日中続けていれば、首と肩は張ります。「肩こりがひどい」と「息が浅い」が同じ方に起きるのは、このためです。詳しくは肩こりは整体とマッサージどっちがいい?もご覧ください。
猫背の形そのものについては、猫背は気をつけで直る?壁1枚でできるタイプ別チェックに、壁1枚でできる確かめ方を書いています。
当院がしていること|背骨をゆっくり揺らす

当院は、強く押したり、ボキボキ鳴らしたりはしません。背骨をゆっくり揺らします。
理由があります。強く押されると、体は守ろうとして力が入ります。これは意思とは関係なく起こる反応なので、「力を抜いてください」と言われても抜けません。
一方、ゆっくり揺らされているときは、身構えません。守る必要がないからです。この違いは、背骨を揺らすと体に何が起きるのかで詳しく書いています。
施術のあとに、よくいただく感想
「息が入りやすい」とおっしゃる方が多いです。背中が動くようになると、肋骨も動くようになるためだと考えています。
ここも、はっきりさせておきます
当院が確認できるのは、背骨や肋骨の動く範囲が変わったことと、ご本人が「息が入りやすい」とおっしゃることまでです。自律神経の数値を測っているわけではありません。「自律神経が整いました」という言い方は、当院はしません。
ボキボキが怖いという方は、ボキボキされるのが怖い方へもあわせてご覧ください。腰の痛みが主な方は立川で腰痛の整体をお探しの方へが入口になります。
家でできる3つのこと

① 夜、布団の中で30秒
あお向けになって、吐く時間を、吸う時間より長くします。4つ数えて吸い、6つ数えて吐く。これを5回。数を数えるのは、意識が呼吸から離れないようにするためです。
回数を増やす必要はありません。5回で足りなければ、増やすより毎日続けるほうが役に立ちます。
② 朝、起きたら1回だけ背伸び
立ったまま、両手を上に伸ばして、そのまま息を吸いながら少しだけ上を見ます。3秒だけ。勢いをつけて反らせないでください。
寝ている間、背中は同じ形のまま止まっています。朝いちばんに1回だけ動かしておくと、そのあとの姿勢が変わりやすくなります。
③ 座るとき、お尻の下に手を入れてみる
椅子に座って、お尻の下に手のひらを入れてみてください。ゴリッとした骨が当たる位置が、坐骨です。そこに体重が乗っている状態が、背中が丸まりにくい座り方です。
骨が見つからず、やわらかいところに座っている感じがあれば、骨盤が後ろに倒れています。骨盤の歪みが腰痛の原因って本当?もご覧ください。
やってはいけない3つのこと
① 深呼吸を、頑張ってたくさんやる
「いいことだから」と何十回も続けると、かえって頭がふらつくことがあります。5回で十分です。息が苦しくなるところまでやらないでください。
② 自律神経が原因だと決めてしまう
だるさ、動悸、眠れない。これらは自律神経以外の原因でも起こります。「自律神経のせいだ」と決めて様子を見ているあいだに、別の理由が見過ごされることがあります。
③ 強く押してもらって、その場の感覚で判断する
強く押されると、そのときは効いた感じがします。ただ、押されている最中の体は身構えて力が入っています。翌朝どうだったかで判断してください。
先に医療機関へ行っていただきたい場合
次に当てはまるときは、当院より先に整形外科を受診してください。
- 転んだ、しりもちをついたあとから痛みが出た
- 安静にしていても痛い。夜、痛みで目が覚める
- 発熱をともなっている
- 体重が急に減った。がんの治療を受けたことがある
- 両足にしびれや、力の入りにくさがある
- 尿が出にくいなど、排尿の変化がある
迷ったときは整形外科と整骨院どちらに行くかの選び方をご覧ください。
よくいただく質問
Q. 整体を受ければ、自律神経は整いますか。
A. 当院はそのようには申し上げません。整骨院が確認できるのは、背骨や肋骨の動く範囲が変わったことと、ご本人の感じ方までです。自律神経そのものを測ってはいません。
Q. 何回くらい通えばいいですか。
A. 症状も生活も方によって違うので、回数を先にお約束することはしていません。初回に体の状態をお伝えしたうえで、その時点での見通しをお話しします。
Q. 病院で「異常なし」と言われました。それでも診てもらえますか。
A. はい。ただし、先に受診をおすすめする状態もあります。上の「先に医療機関へ行っていただきたい場合」に当てはまる場合は、そちらを優先してください。
Q. 朝起きられない、気分が落ち込む。これも相談していいですか。
A. 体の張りや動きの話であればお受けします。ただし、眠れない日が続く、気分の落ち込みが強いといった場合は、整骨院ではなく心療内科や精神科が担当する領域です。遠慮なくそちらをお訪ねください。
Q. 呼吸の練習は、いつやるのが良いですか。
A. 夜、布団に入ってからが続けやすいです。日中は、仕事の合間に思い出したときで構いません。時間を決めて守ろうとすると、守れなかった日に続かなくなります。
Q. 強く押してもらったほうが効く気がします。
A. その場の感覚としてはそうなります。ただ、押されている最中の体は身構えています。翌朝の体で比べてみてください。
まとめ
- 自律神経は意思では動かせない。ただし呼吸だけは、意思でも動かせる
- 背中が丸いと肋骨が広がらず、肩で吸う呼吸になる
- 当院がするのは、背骨をゆっくり揺らして動く範囲を戻すこと
- 「自律神経が整う」とは申し上げない。確認できるのは動きと、ご本人の感じ方まで
- 家でできるのは、夜の呼吸5回・朝の背伸び1回・坐骨で座ること
- 眠れない、動悸、気分の落ち込みが強いときは、整骨院ではなく医療機関へ
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| 院名 | いきげん整骨院 |
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